食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06000130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え大腸菌PS-Sav-001株由来食品用酵素D-タガトース3-エピメラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年2月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月9日、遺伝子組換え大腸菌PS-Sav-001株由来食品用酵素D-タガトース3-エピメラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(2022年12月6日採択、PDF版10ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7752)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素D-タガトース3-エピメラーゼ(EC 5.1.3.31)は、遺伝子組換え大腸菌PS-Sav-001株を用いて、SAVANNA Ingredients GmbHにより生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しないと判断された。
 当該食品用酵素は、膜リアクター内に保持された状態において、D-フルクトースを特殊な炭水化物であるD-アルロース(D-プシコースと同義)に変換するために使用される。
 総有機固形物(TOS)残留物は、D-アルロース製造過程にて適用される精製工程により除去されるため、食事性ばく量は算出されず、毒性学的試験は必要ないと判断された。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー性感作及び誘発反応のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7752