食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05990610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新17:2022年9月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメント)を公表
資料日付 2023年1月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月25日、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新17:2022年9月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメント(36ページ、2022年12月6日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7746)を公表した。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified Presumption of Safety: QPS)アプローチは、EFSAの科学パネルの取組を支援するため、食品又は飼料チェーンでの使用を意図した微生物の安全性について、定期的に更新される一般的な事前評価を提供するために開発された。このQPSアプローチは、分類学的同一性、関連知識体系及び安全上の懸念に関する各因子の公表データの評価に基づく。ある分類単位(TU: Taxonomic Unit)において特定された安全上の懸念は、可能であれば、種/株又は製品レベルで確認され、「条件(qualifications)」により反映される。
 当該ステートメントの対象期間において、Bacillus velezensisに関する条件「アミノグリコシド産生能の不在」の撤回につながる新たな情報が見つかった。Bacillus paralicheniformisに関する条件は「バシトラシン産生能の不在」に変更された。その他のTUについては、過去に推薦されたQPS TUのステータスを変更するような新たな情報は見つからなかった。
 2022年4月から同年9月までの期間にEFSAに届出された52件の微生物のうち、48件は以下の理由で評価されなかった:7件は糸状菌であったため、3件はEnterococcus faecium であったため、2件はEscherichia coliであったため、1件はStreptomyces属菌であったため、また35件は既にQPSステータスを有するTUであったため。
 当該期間中に届出されたその他の4件のTU、及び過去に異なる種として届出され現在再分類されている1件に関し、QPSステータスの可能性について初めて評価された。Xanthobacter spp.は種レベルで特定されていないため評価できなかった。Geobacillus thermodenitrificansは「毒素産生性の不在」を条件にQPSステータスに推薦された。Streptococcus oralisはQPSステータスに推薦されなかった。Ogataea polymorphaは「生産目的に限定」を条件にQPSステータスに提案された。Lactiplantibacillus argentoratensis (新種)はQPSリストに加えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7746