食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05990070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化合物のリスク評価の過程においてニューアプローチ方法論(NAM)により生み出される文献の検索・抽出・評価に使用する最先端の人工知能ツール及び手法のレビューに関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2023年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月17日、化合物のリスク評価の過程においてニューアプローチ方法論(NAM)により生み出される文献の検索・抽出・評価に使用する最先端の人工知能(AI)ツール及び手法のレビューに関する外部委託機関(※訳注)による科学的報告書(2022年8月24日、41ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2022.EN-7815)を公表した。概要は以下のとおり。
 将来のリスク評価は、NAMの適用により生み出される膨大な文献を考慮することを怠ってはならない。しかしながら、これはリスク評価者にとって課題である。その理由は、この過程で作成される文献が膨大であり、適用される手法も結果の標準化と質も異質だからである。したがって、NAMから得られる結果の統合は、特にそのような結果を検索、抽出、統合し、「有害性発現経路(AOP)のような」知識のネットワーク化に用いるリスク評価のワークフローがある程度自動化された場合に限り実行可能である。
 最先端の手法及びツールを持つAIは、手作業の自動化を支援する現代技術の中で、最も有望な支援者である。この目標を達成するためAIの応用の可能性を調査するというより広い意味において、本報告書では、これらのツールや手法を定量的に評価するための枠組みを紹介し、ワークフロー全体の(少なくとも部分的な)自動化のために、それらの中から最も有望なものを選択する際の支援を行う。また、本報告書では、現在確認されている最先端のツールや手法の調査も行っており、すでに導入されている評価枠組みの支援を得て、これらのツールや手法を特定の使用事例に対して評価することが可能である。
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7815
(※訳注)外部委託機関: d-fine 社、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、Wageningen University
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7815