食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980680149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、成長期の全家きん類に使用する飼料添加物(Bacillus velezensis NRRL B-67257株(Correlink(登録商標)ABS747)からなる)の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年1月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月11日、成長期の全家きん類に使用する飼料添加物(Bacillus velezensis NRRL B-67257株(Correlink(登録商標)ABS747)からなる)の有効性に関する科学的意見書(2022年11月22日採択、PDF版7 ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7712)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAはBacillus velezensis NRRL B-67257株の生芽胞を含む製品について、肥育用鶏、産卵用鶏、肥育用七面鳥、繁殖用七面鳥及びマイナー種の家きん類に対する畜産添加物(zootechnical additive)としての有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該添加物の商品名は Correlink(登録商標)ABS747 Bacillus subtilisで、現在、欧州連合では認可されていない。当該添加物は、対象動物種に1.5 x 10の8乗CFU/kg完全飼料以上の含有率で使用することを意図している。
 前回、EFSAの「動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、提供された 3 件の試験のうち 2 件で対照飼料が交差汚染の可能性があったため、家きん類に対する当該添加物の有効性を結論することができなかった。申請者は、この可能性を排除するための補足情報を提供した。
 新しいデータにより、前回の分析でマーカーとして使用された遺伝子はNRRL B-67257株に非特異的であり、試験に使用された飼料中の活性物質を適切に定量化できないことが示された。さらに、2 回目の分析では、以前提出された有効性試験のうち、投与群及び対照群ともに採取した野外排泄物サンプルから活性物質を分離することができなかった。同パネルは、当該株とバックグラウンドの識別できる方法がなかったと結論した。したがって、同パネルは、新たに提出されたデータに基づき、当該製品の成長期の全家きん類に対する有効性について結論を出す立場になかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7712