食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05980620149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Foeniculum vulgare Mill. ssp. vulgare var. dulce(スイートフェンネル)の果実由来のチンキ(スイートフェンネルチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年1月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月3日、全動物種に使用する飼料添加物(Foeniculum vulgare Mill. ssp. vulgare var. dulce(スイートフェンネル)の果実由来のチンキ(スイートフェンネルチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年11月22日採択、PDF版17 ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7693)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請により、EFSAはスイートフェンネルの果実由来のチンキ(スイートフェンネルチンキ)を、全動物種の飼料及び飲用水に官能的添加物(sensory additive)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提供を求められた。 製品は■■■■(※訳注:原文黒塗り)溶液であり、乾物含量は約2.16%である。製品には、0.0586%のポリフェノール(そのうち0.0052%はフラボノイド)、アネトール(0.0006%)、アニスアルデヒド(0.0035%)、エストラゴール(0.0006%)等が含まれていた。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、当該チンキは、提案された最大使用量である馬の200 mg/kg完全飼料及びその他の全動物種の50 mg/kg完全飼料において安全であると結論した。同パネルは、当該添加物の1日の総摂取量が飼料を通じて摂取した場合に安全と考えられる1日量を超えなければ、飲用水への使用は安全であると考えた。提案された飼料への最大使用量まで当該チンキを使用しても、消費者に安全性の懸念を提起しない。スイートフェンネルは欧州原産である。当該チンキを動物用飼料の香料として使用しても、環境に対するリスクはないと考えられる。スイートフェンネルの果実及びその製剤は、食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、当該添加物の有効性に関する実証は不要であると判断される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7693 |