食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980080344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、PFASのリスク地域で、動物の一次産品生産に従事する事業者による自主管理の枠組みで実施するモニタリングのためのガイドライン(更新版: version3.0)を公表
資料日付 2023年1月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は1月3日、パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)のリスク地域で、動物の一次産品生産に従事する事業者による自主管理(autocontrole)の枠組みで実施するモニタリングのためのガイドライン(更新版: version3.0)を公表した。概要は以下のとおり。
(※訳注: 特定の食品中のPFASの最大含有量に関する規則(EC)No. 1881/2006を改正する2022年12月7日の欧州委員会規則(EU) 2022/2388の公表及び施行を受け、AFSCAは当該ガイドラインを更新した。)
・最終製品の分析: 分析対象となるPFASについて
 規則(EU) 2022/2388は、特定の動物由来製品について、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロノナン酸(PFNA)、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)及びこれら4種類のPFASの合計に関して基準を定めている。これらの基準は2023年1月1日から適用される。
 その結果、基準が定められた製品のPFOS及びPFOAに関するAFSCAの介入基準値(action limit)は削除された。それはすなわち、2023年以降、これらの製品の分析は、PFOS、PFOA、PFNA、PFHxS及びこれら4種類のPFASの合計について実施しなければならないということである。PFASに関するこれら5つの基準の内、一つ以上の基準を超えた製品は、市場に出すことができず、他の食品と混ぜた後でも、他の食品の原材料としても市場に出すことはできない。基準が存在し、2023年1月1日以前に合法的に市場に出された食品は、賞味期限又は消費期限まで市場に出しておくことができる。
 牛乳については、欧州(又はベルギー)の基準が規定されていないため、PFOS及びPFOAの介入基準値は引き続き有効であり、したがってPFOS及びPFOAに関する分析は依然として義務付けられることになる。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL https://www.favv-afsca.be/professionnels/denreesalimentaires/contaminants/environnement/_documents/20230103_PFAS_LignesdirectricesmonitoringAC_v3.0_sansTC.pdf