食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05970760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家きん類、馬、犬及び猫に使用する飼料添加物(Angelica sinensis (Oliv.) Diels(ドンクアイ)の根由来のチンキ(ドンクアイチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年12月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月15日、家きん類、馬、犬及び猫に使用する飼料添加物(Angelica sinensis (Oliv.) Diels(ドンクアイ)の根由来のチンキ(ドンクアイチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年11月22日採択、PDF版18ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7692)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAはドンクアイの根由来のチンキ(ドンクアイチンキ)を馬、犬、猫用の飼料及び家きん類の飲用水に官能的添加物(sensory additive)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書を提出するように求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、馬及び犬について、提案された最大使用量である123及び481 mg/kg完全飼料で、当該添加物は安全であると結論した。猫については、計算上の安全濃度は 184 mg/kg 完全飼料である。家きん類については、飲用水中の計算上の安全濃度は、肥育用鶏で 79 mg/kg、産卵用鶏で 117 mg/kg、肥育用七面鳥で 106 mg/kg である。飼料中の最大安全量までドンクアイチンキを使用しても、消費者にとっての安全性の懸念は提起しない。当該添加物を動物用飼料に香料として使用することは、環境に対するリスクにはならないと考えられた。ドンクアイの根には香料としての特性があり、飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、当該チンキの有効性に関する実証は不要であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7692