食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05930160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis AE-KL株由来食品用酵素β-ガラクトシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年10月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月10日、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis AE-KL株由来食品用酵素β-ガラクトシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(9月14日採択、PDF版14ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7571)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素β-ガラクトシダーゼ(β-D-ガラクトシド・ガラクトヒドロラーゼ、EC 3.2.1.23)は、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis AE-KL株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。 当該産生株は、安全性評価に対する安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしており、その他の懸念すべき問題も特定されなかったため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、当該食品用酵素の評価に毒性学的試験は必要ないと判断した。 当該食品用酵素は、乳加工工程(乳児用調製乳を含む)、発酵乳製品製造工程、ガラクトオリゴ糖類(GOS)製造工程における乳糖加水分解に使用することが意図されている。 欧州集団における当該食品用酵素-総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大7.933 mg TOS/kg体重と推定された。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー性感作及び誘発反応のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 当該産生株のQPSステータス及び提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7571 |