食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05930010295 |
タイトル | 国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)、食品安全・品質シリーズNo.18「食品におけるマイクロプラスチック:食事性ばく露に関する食品安全レビュー」を公表 |
資料日付 | 2022年10月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)は、食品安全・品質シリーズNo.18「食品におけるマイクロプラスチック:食事性ばく露に関する食品安全レビュー」を公表した(公表日記載なし、確認日:10月18日)。概要は以下のとおり。 環境中のプラスチック汚染は、現在最も議論されているテーマの一つである。環境マトリックスに加えて、マイクロプラスチックは、漁業及び養殖種だけでなく、他の重要な食品においても検出されている。食品摂取は、ヒトがマイクロプラスチックにばく露する、主要かつ最も重要な経路の一つであると考えられている。懸念されるのは、一般に生物学的に不活性と考えられているプラスチックポリマー自体へのばく露だけでなく、その構造中に反応性モノマーを依然含んでいる可能性があること、及び関連する化学物質へのばく露も考えられることである。多くの研究者が、バージン・マイクロプラスチック粒子及びバージン・ナノプラスチック粒子へのばく露による主な影響として、少なくとも生体内での滞留時間がより長くなることに伴う酸化ストレス及び免疫毒性を報告している。さらに、マイクロプラスチックに吸着した環境汚染物質が引き起こす可能性のある有害作用に加えて、多くのプラスチック添加物及び成分(難燃剤、可塑剤、モノマーなど)の個々の毒性に関する情報も多くの研究によって報告されている。本書は、食品におけるマイクロプラスチック及びプラスチック関連化学物質の存在について、すでに知られていること及び知識のギャップを収集及び解説し、これらの合成物質の食事性ばく露に関するばく露評価を行い、ヒトに対して起こりうる生物学的影響に関する情報を提供する。 この報告書は、選ばれた専門家のグループによってまとめられ、今後のリスク評価演習のための基礎を設定し、その情報はリスク管理の選択肢を提供する目的で使用されうる。 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(PDF、99ページ)。 Garrido Gamarro , E. & Costanzo , V. 2022. Microplastics in food commodities ? A food safety review on human exposure through dietary sources. Food Safety and Quality Series No. 18. Rome , FAO. http://www.fao.org/3/cc2392en/cc2392en.pdf |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
URL | https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc2392en |