食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05920520149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えナタネGT73の認可更新のための評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年10月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月6日、規則(EC) No 1829/2003に基づく遺伝子組換えナタネGT73の認可更新のための評価に関する科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-RX-026/1、9月1日採択、PDF版10ページ、)。概要は以下のとおり。 規則(EC)No 1829/2003に基づき、Bayer CropScience LPの代理人としてBayer Agriculture BVから申請EFSA-GMO-RX-026/1が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、除草剤耐性遺伝子組換えナタネGT73の認可更新申請の文脈において提出されたデータに関し、科学的リスク評価を実施するよう要請された。 更新申請EFSA-GMO-RX-026/1の範囲は以下である。 (1) 精製種子タンパク質を除くナタネGT73を含有する、それから構成される、あるいは、それから製造される食品及び食品原材料成分の市場投入 (2) ナタネGT7から製造される飼料の市場投入 欧州連合域内における栽培は除外される。 科学的意見を表明するにあたり、GMOパネルは、申請EFSA-GMO-RX-026/1、申請者提供の追加情報、EU加盟国提出の科学的コメント、及び、関連科学文献を考慮した。更新申請EFSA-GMO-RX-026/1の文脈において受理したデータには、以下が含まれる。 ・ 市販後環境モニタリング報告書 ・ 体系的検索により取得した文献の評価 ・ 申請者又は代理人により実施された追加試験 ・ 最新のバイオインフォマティクス解析 GMOパネルは、認可期間中に特定され、当初の申請では評価されなかった新たなハザード、修正されたばく露、新たな科学的不確実性について、これらのデータを評価した。 更新に向け検討されたナタネGT73のイベントにおけるDNA配列が、当初評価されたイベントの配列と同一であるという仮定の下、GMOパネルは、更新申請EFSA-GMO-RX-026/1には、ナタネGT73に関する当初のリスク評価の結論を変更し得る新たなハザード、修正されたばく露、あるいは、科学的不確性を示すエビデンスは含まれないと結論する。 (訳注) 遺伝子組換えナタネGT73の遺伝的改変(導入遺伝子: 遺伝子源: 遺伝子産物: 遺伝子産物の機能、の順に記載)。 1. cp4 epsps (aroA:CP4): Agrobacterium tumefaciens strain CP4: 除草剤耐性型5-エノールピルブルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ(EPSPS): グリホサート結合親和性の低下によりグリホサート系除草剤耐性を向上させる 2. goxv247: Ochrobactrum anthropi strain LBAA: グリホサート・オキシダーゼ: グリホサートの分解(アミノメチルホスホン酸(AMPA)及びグリオキシレート)により、グリホサート系除草剤耐性を付与する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7563 |