食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05920060149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えLimosilactobacillus reuteri 48/72株由来食品用酵素ウレアーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年10月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月3日、非遺伝子組換えLimosilactobacillus reuteri 48/72株由来食品用酵素ウレアーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(9月15日採択、PDF版12ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7576)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素ウレアーゼ(ウレア・アミドヒドロラーゼ EC 3.5.1.5)は、非遺伝子組換えLimosilactobacillus reuteri 48/72株を用いて、Nagase(Europa)GmbHにより生産される。 当該食品用酵素は、日本酒の醸造工程における使用が意図されている。 欧州集団における当該食品用酵素-総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日当たり最大0.009 mg TOS/kg体重と推定された。 当該食品用酵素の産生株は、安全性評価における安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))の要件を満たしている。製造工程に起因する他の懸念は確認されないため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、当該食品用酵素の評価において毒性試験は必要ないと判断した。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンの類似性を検索したとところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、当該食品用酵素の加工工程後半において、既知のアレルゲン(卵白リゾチーム)が使用され、最終製品に含有される可能性があることに留意した。CEPパネルは、意図された使用条件下において、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー性感作及び誘発反応のリスクは排除できないと判断する。中でも、卵白リゾチームに感作された摂取者において、当該リスクは排除できない。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、特定されたアレルゲンに感作されている摂取者は除き、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7576 |