食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05890690105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「食品中の自然毒」に関する情報を更新 |
資料日付 | 2022年7月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は7月21日、「食品中の自然毒」と題するページを更新・公表した。概要、構成は以下のとおり。 自然毒は、植物、真菌類、細菌、藻類、及び動物等の生物によって産生される化学物質である。これらの毒素は、それらを産生する生物に害を及ぼすことはないが、自然毒を含む食品の摂取が害になることがある。適切な予防措置が講じられていない場合、これらの毒素は、食品供給に入る可能性があり、主には果物、きのこ、及び豆類に現れる。また、植物原料の飲料等、これらの食品を原材料として含有する製品にも含まれている可能性がある。 FDAは、国内食品及び輸入食品を監視して、人々がこれらの毒素にばく露される機会を防止及び低減するのに役立てている。FDAは、生産者及び食品製造者がハザード管理を実施するのを支援するための規則を発行し、生産者及び食品製造者が従うべき最大毒素レベルを勧告するガイダンスを作成している。 1. 毒素を含む可能性のある野菜、果物、植物、その他の食品 自然毒は、捕食者、昆虫、又は寄生に対する防御として植物中でしばしば生成される。以下は、自然毒を含む可能性がある野菜、果物、植物、及びその他の食品の例である。 これらの食品は、適切に栽培、収穫、及び/又は処理されていれば、安全に喫食可能であることに留意すること。これは、食品中に発生する可能性のある全ての自然毒の完全なリストではない。 (1)アキーフルーツ(ヒポグリシンA) (2)藍藻類(ミクロシスチン) (3)ハチミツ(グラヤノトキシン(grayanotoxin)(ツツジやシャクナゲ等の植物が産生する)) (4)豆(フィトヘマグルチニン(Phytohaemagglutinin(PHA))(レクチン) (5)きのこ(きのこ毒) (6)桃、アンズ等の核果類(アミグダリン) ・魚介類の毒素 植物と同様に、魚介類には毒素が含まれている可能性がある。人々がこれらの魚介類を摂取すると、その自然毒が健康上の問題を引き起こす可能性がある。 2. 食品中のカビ毒(マイコトキシン) カビや真菌は、作物の栽培中や保管中に、食品をマイコトキシンに汚染させる可能性がある。特定のカビや菌類だけが、それらを食べると病気になる可能性のあるマイコトキシンを生成する。食品に関連するマイコトキシンには、アフラトキシン、パツリン、フモニシン、オクラトキシンA、及びデオキシニバレノール等がある。 3. FDAは食品中のこれらの毒素をどのように監視及び検査しているか (1)検査 (2)業界コンプライアンスの強化 (3)研究 4. 業界向け情報 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/chemicals-metals-pesticides-food/natural-toxins-food |