食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05890220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM-DI株由来食品用酵素ホスホイノシチド・ホスホリパーゼCの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年8月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月8日、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM-DI株由来食品用酵素ホスホイノシチド・ホスホリパーゼC(Phosphoinositide phospholipase C)の安全性評価に関する科学的意見書を公表した(8月8日採択、PDF版11ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2022.7470)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素ホスホイノシチド・ホスホリパーゼC(1-phosphatidyl-1D-myo-inositol-4 ,5-bisphosphate inositoltrisphosphohydrolase , EC 3.1.4.11)は、Novozymes A/Sにより、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM-DI株を用いて産生される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該産生株は、安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))ステータスにあることが示されている。 当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しないと判断された。 当該食品用酵素は、油脂の脱ガム(degumming)工程において使用することが意図されている。 総有機固形物(TOS)残留物は、脱ガム工程に適用される精製段階により除去されるため、食事性ばく露は推定されていない。 当該生産菌株であるB. licheniformis NZYM-DIは、安全性評価におけるQPSアプローチの条件を満たしており、製造工程から懸念される問題は生じないため、毒性学的データは不要である。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されていない。 EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー性感作及び誘発反応のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7470 |