食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05880350384 |
タイトル | フランス公衆衛生局、夏期の小児の溶血性尿毒症症候群(HUS)のリスクに関する注意喚起を発表 |
資料日付 | 2022年7月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス公衆衛生局は7月19日、夏期の小児の溶血性尿毒症症候群(HUS)のリスクに関する注意喚起を発表した。概要は以下のとおり。 毎年夏期に、小児のHUSを含む食品由来感染症の増加がみられる。 フランス公衆衛生局は、監視任務の一環として、大腸菌・赤痢菌・サルモネラ属菌に関するナショナルリファレンスセンター及び小児HUS監視ネットワークの臨床医と連携し、集団感染の検出及び調査の開始のために、感染症の推移を監視している。毎年、約160人の子供がHUSに罹患している。 ・予防 特に16歳未満の子供及び高齢者において、大腸菌の伝播は簡単な行動によって回避することができる。 キッチンでの予防策 ・食事を作る前の手洗いを徹底化すること。 ・肉類、特に牛ひき肉、ひき肉を主原料とする調製品(preparations)は芯までよく火を通すこと。 ・生乳、生乳を主成分とするチーズ、生乳から作られた乳製品は、5歳未満の子供に食べさせないこと (加熱圧搾チーズ(エメンタール、コンテ、グリュイエール、ボーフォールタイプのチーズ)、プロセスチーズスプレッド、低温殺菌法で処理した乳のチーズを選ぶこと)。 ・小麦粉を主成分とする製品(ピザ、クッキー生地、タルト生地、クレープ生地等)は、生の状態や加熱不十分な状態で摂取しないこと。 ・野菜、サラダ用葉菜、果物及び香草、特に生で摂取するものは食べる前に十分に洗浄し、必要であれば皮をむくこと。 ・生の食品は、加熱調理済み食品や非加熱喫食用食品とは別に保存すること。 ・調理済み食品及び食事の残りはすぐに冷蔵庫に入れ、食べる前に十分に加熱し直すこと。 ・調理用具(特に肉やチーズ等の生の食品に触れていた場合)と調理台は、交差汚染のリスクを回避するため、十分に洗浄すること。 アクティビティー、レジャー時の予防策 ・子供は未処理の水(井戸水、川の水等)を飲まないこと。また、湖、川、池等で泳ぐ時に、水を飲み込まないようにすること。 ・5歳未満の子供は、牛、子牛、羊、山羊等に触れないようにし、これらの動物の環境を避ける必要がある。これらの動物に触れた場合は、子供が手指を口に入れる前に、手を石鹸と水でよく洗うこと。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス公衆衛生局 |
情報源(報道) | フランス公衆衛生局 |
URL | https://www.santepubliquefrance.fr/les-actualites/2022/syndrome-hemolytique-et-uremique-pediatrique-les-mesures-de-prevention-face-aux-risques-de-l-ete |