食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05860530294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、「合同外部評価ツール:国際保健規則(2005)第3版」を公表 |
資料日付 | 2022年6月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は6月23日、「合同外部評価ツール:国際保健規則(IHR)(2005)第3版」を公表した。概要は以下のとおり。 WHO合同外部評価(JEE)ツールの初版は2016年2月に発行され、続いて当該ツールの第2版は2018年2月に公表された。2022年5月末までに、116か国がJEEツールの第1版と第2版を用いた自主的な合同外部評価を要請して完了している。 2020年に、IHRレビュー委員会及びWHO保健緊急プログラムの独立監視諮問委員会は、COVID-19パンデミックから学んだ教訓に基づいてIHR監視及び評価手段を調整する必要性を表明した。2021年の初めに、JEE事務局は当該ツールの系統的レビューのプロセスを開始した。これらの取り組みには、COVID-19パンデミックからの教訓に基づいてJEEツールの改善点を特定するための、2021年3月の協議会が含まれ、その後、WHO、関係機関、加盟国のグローバルな専門家で構成される技術作業部会が構成され、当該技術協議会の勧告に基づいてJEEツールをレビュー及び改訂した。当該技術作業部会によって作成されたこれらの変更点及び改善点は、JEEツール第3版に反映されている。 当該JEEツール第3版での主な変更点には、以下が含まれる。(1)技術分野の「国内の法令、政策、及び資金調達」を2つの技術分野(「法的文書」及び「資金調達」)に分割。(2)以前に「報告」と題された技術分野の廃止と、技術分野の「IHR調整、国内IHRフォーカルポイント及びアドボカシー」に対する指標(indicators)の移動。(3)以前の2つの技術分野(「緊急時対応」及び「緊急措置センター」)を、「保健緊急管理」という名称の一分野に統合。 「食品安全」、「公衆衛生当局と治安当局の連携」、「化学物質」、及び「放射線」の技術分野に変更はない。「バイオセーフティ及びバイオセキュリティ」の技術分野のいくつかの属性に軽微な編集が加えられた。 全体として、技術分野の数は19で変わらず、指標は49から56指標に増加した。 当該新ツールにより、公衆衛生上の緊急事態を適時に検出し、予防し、及び効果的に対応するための加盟国の準備能力についての評価が、質的に向上すると期待される。 当該出版物(2022年、132ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://apps.who.int/iris/rest/bitstreams/1437831/retrieve |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/publications/i/item/9789240051980 |