食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05860500105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、食用動物における低リスクである意図的ゲノム改変(IGA)に関する動物バイオテクノロジーウェビナーについて公表 |
資料日付 | 2022年6月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は6月27日、食用動物における低リスクである意図的ゲノム改変(intentional genomic alteration、IGA)に関する動物バイオテクノロジーウェビナーについて公表した。概要は以下のとおり。 本日、FDA動物用医薬品センター(CVM)は、IGA開発に関心のある人々のための新しいリソースを公表した。これらには、動物におけるIGA(低リスクをもたらす可能性あり)についてのFDAのリスクに基づく評価プロセスに関する事前収録されたオンデマンド・ウェビナーと、CVMのバイオテクノロジー製品に関する改良されたウェブリソースが含まれる。 当該ウェビナーにおいてFDAの講演者は、FDAが当該IGAによりいかなる安全性の懸念も引き起こされないと決定(低リスク決定)した後に下した、2種類のゲノム編集された肉用牛及びその子孫由来の食品を含む製品の市販を対象とする、最近の低リスクの決定の概要を説明する。当該IGAは、「スリック」被毛として知られる、従来の繁殖肉用牛の一部に見られるものと同等の遺伝子型(遺伝子構成)及び短毛の被毛形質をもたらしている。当該ウェビナーでFDAは、ゲノム編集された肉用牛についての直近の評価中にFDAが提起したリスクの疑問点について議論し、一事例研究として、その低リスク決定に焦点を当てる。 ゲノム編集された肉用牛に関するFDAの決定は、食用動物におけるIGAに対するFDAで初めての低リスク決定及び執行裁量権行使の決定であった。FDAは過去に食品以外の用途の動物における多数の他種IGAについて、低リスク決定及び執行裁量権行使の決定を下し、また5種類のIGA(やぎ、鶏、サケ、うさぎの複数系統、及び最近では豚の一系統)について申請を承認している。 当該ウェビナーに加えて、FDAの最近更新されたウェブサイト「CVMのバイオテクノロジー製品:動物及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)」に追加したリソースが公表されている。当該ウェブサイトは、動物におけるIGA、細胞及び組織を用いた動物の治療、FDAの獣医学イノベーションプログラムに関する追加セクションや情報、及びCVMの動物バイオテクノロジー製品リソースセンター専用の新しいセクション等の新しいウェブリソースを追加し、更新されている。これはステークホルダーがこれらの製品に関する関連情報を見つけやすくし、FDAの動物バイオテクノロジー評価プロセスに関する質問に回答するように設計されている。 詳細情報は、以下のURLから入手可能。 ・ウェビナー「FDA動物バイオテクノロジーウェビナー・食用動物におけるIGAの低リスク決定の事例研究」(約28分) https://www.fda.gov/animal-veterinary/center-veterinary-medicine-cvm-animal-biotechnology-products-resource-center/fda-animal-biotechnology-webinar-case-study-low-risk-intentional-genomic-alteration-animals-food-use ・「CVMのバイオテクノロジー製品:動物及び動物用フード」のページ https://www.fda.gov/animal-veterinary/development-approval-process/biotechnology-products-cvm-animals-and-animal-food |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-announces-animal-biotechnology-webinar-low-risk-intentional-genomic-alterations-animals-food-use |