食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05850600105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、GRAS申請の手続き終了に関する公式文書5件(GRN No. 970、954、975、997、971)を発出
資料日付 2022年3月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2021年4月9日、6月10日、7月8日、2022年2月28日、及び2022年3月3日、GRAS(Generally Recognized as Safe(一般に安全とみなされる))申請の手続き終了に関する公式文書5件(GRN No. 970、954、975、997、971)を発出した。概要は以下のとおり。
 以下の順に記載。GRN番号、物質名、手続き終了日、FDA公式文書の結論(「疑問はない」(FDA has no question)/通知者の要求により、FDAは当該通知の評価を中止した(以下「評価中止」という。)、意図する使用、URL。
(1)970、酵素修飾ステビオール配糖体、2021年4月9日、疑問はない
 食品中(乳児用調製乳、並びに食肉及び家きん肉製品を除く)の汎用甘味料として、現行適正製造規範(cGMP)によって定められたレベルで使用することを意図している。
https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=GRASNotices&id=970
(2)954、フィブリル化セルロース、2021年6月10日、評価中止
1. 以下の食品中に、レオロジー調整剤、安定剤、低エネルギー脂質代替品及び増量剤、繊維供給源、食品品質を改善するための成分(例:保湿剤及びテクスチャライザー)、並びに加工助剤として使用することを意図している。
 ベイクド食品及びベーキングミックス(0.5~5.0%のレベル)/パフスナック(2~5%のレベル)/アルコール飲料(0.3~0.5%のレベル)他
2. 農産物1平方メートル当たり最大10 gの用量で生鮮果物・野菜の保護コーティングとして使用することを意図している。
https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=GRASNotices&id=954
(3)975、Geobacillus stearothermophilus由来のマルトース産生α-アミラーゼをコードする遺伝子を有するBacillus licheniformisによって生成されるマルトース産生α-アミラーゼ酵素調製物、2021年7月8日(2021年8月5日訂正文書あり)、疑問はない
 でんぷん、シリアル、及び穀物原料の飲料の加工、醸造、並びに焼成において、でんぷん由来乾物1 kg当たり25 mgの総有機固形分(TOS)の容量で、酵素として使用することを意図している。
https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=GRASNotices&id=975
(4)997、ホワイトマッシュルーム(White button mushroom)(Agaricus bisporus)由来のキトサン及びβ-1
,3-グルカン、2022年2月28日、疑問はない
 以下の食品中に、食品100 g当たり、0.015 g~0.15 gの範囲の用量で、抗菌性物質として使用することを意図している。
 ベイクド食品及びベーキングミックス/アルコールカクテル飲料/スポーツ飲料他
https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=GRASNotices&id=997
(5)971、Bacillus clausii 088AE株胞子製剤、2022年3月3日、疑問はない
 以下の食品中に成分の一つとして、最大2×10の9乗コロニー形成単位(CFU)/食(serving)で使用することを意図している。
 ベイクド食品及びベーキングミックス/朝食用シリアル/チーズ他
https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=GRASNotices&id=971
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/index.cfm?set=GRASNotices