食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05840160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ブルーベリー中のオキサチアピプロリンに対するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2022年5月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月27日、ブルーベリー中のオキサチアピプロリン(oxathiapiprolin)に対するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2022年5月5日承認、26ページ、
doi: 10.2903/j.efsa.2022.7347)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に規定に従って、DuPont社はアイルランドの管理当局に対して、米国での使用認可を支持するブルーベリー中の当該有効成分に対するインポートトレランスを設定するよう申請した。
 申請を裏付ける提出データは、低木のブルーベリー(Vaccinium angustifolium)は米国における使用認可から除外されていることに留意し、高木のブルーベリーに対する最大残留基準値(MRL)を導出するのに十分であった。バリデーションがとれた0.01 mg/kgの定量限界(LOQ)で植物マトリックスにおける当該有効成分の残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは報告された農業生産工程管理に従った当該有効成分の使用の結果生じる残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。
EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名       現行MRL mg/kg        MRL改正案 mg/kg
ブルーベリー    0.01               0.5(注)
(注)高木と低木のブルーベリーの区分ができないため、リスク管理者の更なる検討を要す。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7347