食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05830670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、モデリングを用いた動物衛生の科学的評価の実施における適正規範(good practice)に関するガイダンスを公表
資料日付 2022年5月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月18日、モデリングを用いた動物衛生の科学的評価の実施における適正規範(good practice)に関するガイダンス(34ページ、2022年5月4日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、動物衛生及び動物福祉に関する科学パネル(AHAWパネル)に対し、モデリングを用いた動物衛生の科学的評価の実施における適正規範に関するガイダンス文書の作成を依頼した。
 AHAWパネルは、過去の意見書では、動物衛生関連の委任事項の3分の2で、何らかのモデリングを用いて回答している。これらのモデルは、単純なものから複雑なものまで、科学的、経済的、社会経済的あるいは他の種類のデータを組み合わせて使用している。したがって、モデリング作業をEFSA作業部会の定常的なプロセスに組み込むためのガイダンス文書の作成に強い関心が集まっている。
 当該文書では、動物衛生(AH)作業部会の中でのモデリングの使用に関する「作業手順(OP: Operating Procedure)」をまとめている。当該OPでは、モデリングを透明性及び一貫性をもって評価に組み込むための詳細なフローチャートを提供している。当該OPは複数のフェーズから構成されており、これらのフェーズは、EFSAの関連する標準作業手順(Standard Operating Procedure)及び作業説明(Working Instruction)とモデリングプロセスを組み合わせたものである。各フェーズには、役割及びとるべき行動、予想されるアウトプット、その科学的評価において全ての協力者の間で行われる必要がある合意の順序が含まれる。
 結論として、当該OPの遵守により、EFSAのアウトプットにおけるモデルの透明性の向上が期待され、AHAWに関連する委託に対応する際の標準的手順として採用することが推奨される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7346