食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05810410209
タイトル ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)、トマトやジャガイモの葉枯病及びタマネギのべと病対策のための新しい殺菌剤Xivanaが、条件付きでニュージーランドでの使用を承認されたと公表
資料日付 2022年4月14日
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概要(記事)  ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)は4月14日、トマトやジャガイモの葉枯病及びタマネギのべと病対策のための新しい殺菌剤Xivanaが、条件付きでニュージーランドでの使用を承認されたと公表した。
 Xivanaは有効成分Fluoxapiprolinを含んでおり、ニュージーランドでは新薬となる。NZEPAは、欧州連合やオーストラリアと並んで、この物質の承認を検討する世界初の規制当局の一つである。
 申請者のBayer New Zealand社は、地上又は空中散布用の濃縮剤としてXivanaの輸入を希望している。同社によると、この殺菌剤は常に海外で製造され、完成品としてニュージーランドに到着し、プロの使用者に販売できるように包装されているとのことである。
 「Bayer New Zealand社によると、葉枯病は国内のジャガイモとトマトの露地栽培において経済的に最も破壊的な病害であるという。また、ニュージーランドタマネギ協会(Onions New Zealand)は、べと病の新たな防除法がとても必要であると述べている」と、NZEPAの有害物質グループのゼネラルマネージャーであるChris Hill博士は述べている。
 NZEPAは、新しい有効成分であるFluoxapiprolinが、現在市販されている類似のほとんどの殺菌剤よりも危険性が低く、生産者に新たな手段を提供することができるため、大きな利益をもたらすと考えている。
 「Xivanaの承認にあたっては、その使用について厳格なルールが定められている。その中には、1作物あたり年間3回までの使用と、その使用量の制限が含まれている。また、Xivanaの使用は、商業的な環境におけるプロのユーザーに限定されている」とHill博士は述べている。
 Xivanaに関する承認決定の詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://www.epa.govt.nz/public-consultations/decided/xivana-approved/
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)
URL https://www.epa.govt.nz/news-and-alerts/latest-news/new-fungicide-to-protect-potatoes-tomatoes-and-onions/