食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05810370391
タイトル 英国健康安全局(HSE)、「HSE Pesticides eBulletin」の最新情報(グレート・ブリテン(GB)における一部の有効成分の残留基準値(MRL)に関する提案及び一部の有効成分の撤回)を公表
資料日付 2022年4月11日
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概要(記事)  英国健康安全局(HSE)は4月11日、「HSE Pesticides eBulletin」の最新情報(グレート・ブリテン(GB)における一部の有効成分の残留基準値(MRL)に関する提案及び一部の有効成分の撤回)を公表した。概要は以下のとおり。
 GBでは、植物由来及び動物由来の食品及び飼料における残留農薬のMRLは、欧州連合の維持された委員会規則(EC)No 396/2005に基づいて設定される。
 GBにおけるMRL(GB-MRL)の設定は、新たな法定登録制度への統合において行われる。
1.クロロタロニル:将来のGB-MRLを変更する提案
 クロロタロニルは、GBにおいてはもはや認可されない有効成分であり、クロロタロニルを含有する全ての植物保護製剤の認可は撤回された。
 ヒトの健康への有害な影響を排除できないことから、クロロタロニルの全てのMRLを定量限界まで引き下げることが提案されている。新たなMRLの採択/公表を2022年9月5日に行うこと、及びその6か月後の発効が提案されている。
 国際貿易における英国の義務として、これらは世界貿易機構(WTO)に通知された。
2.Alpha-シペルメトリン:認可撤回の提案
 HSEは、alpha-シペルメトリンの認可に関するレビューを行い、認可を撤回する提案を行っている。
 Alpha-シペルメトリンが認可更新された際(2019年)、評価を確認するために特定の情報の提出がメーカーに義務付けられた。メーカーは当該情報を提出する意志がないことを示したことから、HSEは認可に関するレビューを行った。
 メーカーの声明及び当該レビューが関連する諸々の情報や事案を考慮した結果、HSEはGBにおけるalpha-シペルメトリンの認可取撤回を提案する。メーカーが提出しようとしない当該情報がなければ、当該有効成分を含有する植物保護製剤が認可に必要な基準を引き続き満たすかを確認することは不可能である。
 提案の詳細はWTOに送られることになっており、貿易相手国(複数)を対象に意見募集が行われる。
 「クロロタロニルの現行MRLに関するレビュー:合理的な意見書素案」(55ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.hse.gov.uk/pesticides/mrls/mrl-reviews/mrlr-aasd-0207.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康安全局(HSE)
情報源(報道) 英国健康安全局(HSE)
URL https://content.govdelivery.com/accounts/UKHSE/bulletins/312304b