食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05810340149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2020年の食品中の残留農薬に関する欧州連合(EU)報告書を公表 |
資料日付 | 2022年3月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月30日、2020年の食品中の残留農薬に関する欧州連合(EU)報告書(2022年2月24日承認、57ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7215)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC)No 396/2005第32条に基づき、EFSAは欧州市場における食品中の残留農薬レベルを調査する年次報告を提供する。 本分析は、EU加盟諸国、アイスランド及びノルウェーにより実施された国の公的な管理活動のデータに基づいており、EUが調整し、無作為抽出法を用いる管理計画のデータのサブセットを含む。 2020年に関して、全体で88 ,141の分析された検体のうち、94.9 %が最大残留基準値(MRL)以下、5.1 %がMRLを超過し、超過した5.1 %のうち3.6 %が不適合(すなわち、測定の不確かさを考慮した後のMRLを超過した検体)であった。EUが調整する複数年の管理計画の一部として分析された12 ,077の検体のうち、1.7 %がMRLを超過し、そのうちの0.9%が不適合であった。 消費者の健康への急性及び慢性リスクを評価するため、農薬の残留物への摂食由来のばく露量が推定され、健康影響に基づく指標値(HBGV)と比較された。HBGVが利用可能な農薬への摂食由来のばく露量がEUの消費者に対してリスクを及ぼすことは考えにくい。特定の農薬と食品の組合せに対する摂食由来のばく露量が計算され、HBGVを超過したまれな事例の場合、及びHBGVが設定できない農薬に関して、当該管理当局は消費者への潜在的リスクに対応するため、適切かつ相応の(proportionate)是正措置を行った。EUの管理体制の有効性を高め、それにより引き続きEU全体の高いレベルの消費者保護を確実に行うためいくつかの勧告が提案された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7215 |