食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05790840295 |
タイトル | 国連食糧農業機関(FAO)、予測報告書「食の安全の未来について考える」を発行 |
資料日付 | 2022年3月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国連食糧農業機関(FAO)は3月7日、予測報告書「食の安全の未来について考える」を発行した。概要は以下のとおり。 クラゲや食用昆虫、培養肉などの新食品然り、ブロックチェーンや人工知能(AI)、ナノテクノロジーなどの新技術然り、未来は世界に食料を供給するエキサイティングな機会を約束している。しかし今こそ、安全性に関するいかなる潜在的な懸念に対しても備え始めるべきである。 本日発表した報告書は、経済成長、消費者の行動と消費パターンの変化、人口増加、気候危機などの主たる国際的な推進要因が、世界の未来における食品の安全性をどのように形成するのかを考察している。この長期的な思考エクササイズは、政策立案者が将来のいかなる懸念についても、既に具体化してから対応するのではなく、予測するのをサポートしようというものである。 この予測報告書は、世界中の消費者の関心が高まっている食の安全への影響に焦点を当て、食品と農業における最も重要な新興問題のいくつかをマッピングしたものである。この報告書は、未来がどのように展開されるかの根源は、初期の兆候という形で今日既に存在しているという考えに基づいて、予測アプローチを採用している。体系的な情報収集を通じ、これらの兆候を監視することで、政策立案者が新たな機会や課題に取り組むにあたってより良い準備ができるであろう。 本報告書では、気候変動、新しい食糧供給源と生産システム、都市における農場や菜園の増加、消費者行動の変化、循環経済、マイクロバイオーム科学(腸内及び我々を取り巻く細菌、ウイルス、菌類の研究)、技術・科学の革新、食品偽装という八つの大分類の推進要因と傾向を取り上げる。 これらは、本報告書において最も興味深いテーマである。 (以下、テーマのみ抜粋) ・汚染物質へのばく露の増加 ・クラゲ、藻類、昆虫 ・植物由来の代替食品 ・培養肉 ・新技術 急速に変化する世界において、予測はこれまで以上に重要である。FAOは、その情報を共有することにより、独自の予測プログラムを実施するための十分な資源を持たない国や地域を支援することを目的としている。 報告書の発表と同時に、FAOと世界保健機関(WHO)は、6月7日に開催される今年の「世界食品安全デー」のテーマを 「Safer food , better health 」とすることを発表した。 当該報告書は以下のURLから閲覧可能。 http://www.fao.org/3/cb8667en/cb8667en.pdf |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
URL | https://www.fao.org/newsroom/detail/fao-report-future-food-foresight/en |