食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05790810149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ホエイたん白質濃縮物由来で、乳児用及びフォローオン調製乳に使用される特定のたん白加水分解物の栄養学的安全性及び適合性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年3月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月9日、ホエイたん白質濃縮物由来で、乳児用及びフォローオン調製乳に使用される特定のたん白加水分解物の栄養学的安全性及び適合性に関する科学的意見書(2022年1月27日採択、13ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7141)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会は、特定のたん白加水分解物の栄養学的安全性及び適合性に関する意見を提供するようEFSAに要請した。当該物質は、ホエイたん白質濃縮物に由来し、HIPP-Werk Georg Hipp社により乳児用及びフォローオン調製乳に使用される。乳児用及び/又はフォローオン調製乳に使用する可能性があるたん白質源に関する欧州委員会委任規則(EU)2016/127の改正を求めることを目的に欧州委員会にドシエが提出された。本意見書は、たん白加水分解物の製造に使用される食品用酵素の安全性の評価を対象としていない。 評価対象のたん白加水分解物は、加水分解されたたん白質の画分に関して十分に特性評価されている。提供された関連する介入試験において、たん白質含有量1.9 g/100 kcalのたん白加水分解物から製造された乳児用調製乳を乳児の唯一の栄養源として3か月間摂取させたところ、同量のたん白質を含む未分解の牛乳たん白質から製造された調製乳と同等の成長が得られた。 フォローオン調製乳におけるこのたん白質源の栄養学的安全性及び適合性について、実験データは提出されていない。しかしながら、このたん白質源が、補完食品と一緒に摂取されること、及び、乳児の唯一の栄養源である乳児用調製乳において栄養学的に安全かつ適合していると考えられることから、EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)は、当該たん白加水分解物は、フォローオン調製乳中の使用においても、栄養学的に安全かつ適切なたん白質源であると考える。 NDAパネルは、評価対象のたん白加水分解物は、それが使用される調製乳が1.9 g/100 kcal以上のたん白質を含有し、欧州委員会委任規則(EU)2016/127の組成基準及び附属書IIIAのアミノ酸パターンに適合している限り、乳児用及びフォローオン調製乳に使用する栄養学的に安全で適切なたん白質源であると結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7141 |