食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05790730149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Cananga odorata (Lam.) Hook. f. & Thomson(イランイランノキ)の花に由来するエッセンシャルオイルからなる)(イランイラン精油)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年2月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月24日、全動物種に使用する飼料添加物(Cananga odorata (Lam.) Hook. f. & Thomson(イランイランノキ)の花に由来するエッセンシャルオイルからなる)(イランイラン精油)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年1月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 イランイラン精油は、官能的添加物(sensory additive)として飲水投与及び混餌投与される。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル) は、対象動物種ごとに提案されている最大用量(完全配合飼料1kg当たり)に関して以下のように結論付けた:1mgで肉用鶏に対して、1.5mgで採卵鶏、肉用七面鳥及びうさぎに対して、2mgで子豚に対して、2.5mgで肉用豚に対して、3 mgで雌豚に対して、4.5mgで肉用牛、めん羊、山羊及び馬に対して、5mgで子牛(代用乳)、魚、イヌ及び観賞用魚に対して安全であると判断される。
 ネコに対して安全であると考えられる用量は、1mg/kg完全配合飼料と算出された。
 同パネルは、飲用水への使用は、当該添加物の一日当たりの総摂取量が混餌投与時に安全と判断される一日当たりの量を超えない限り安全であると考える。
 提案されている最大用量で当該添加物を飼料に使用した場合に、消費者に対する安全性の懸念は特定されなかった。
 イランイラン精油は食品の風味付けとして認識されている。飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、有効性に関するこれ以上の実証は不要であると判断された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7159