食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05790710149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌CCTCC M2020321株により生産されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年2月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月23日、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌CCTCC M2020321株により生産されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年1月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該L-バリンは栄養添加物(nutritional additive)である。最終製品としての添加物からは、産生株及びそのDNAは検出されなかった。したがって、最終製品は、産生株の遺伝子組換え(GM)に関しては安全上の懸念とはならない。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、CCTCC M2020321株を用いて生産されるL-バリンは、対象動物種における栄養上の必要性に基づき適切な量で飼料に添加される場合は安全であると結論付ける。
 同パネルは、衛生上の理由から、また、混餌投与と同時に投与する際にアミノ酸バランスが崩れるリスクを理由に、アミノ酸の飲用水への使用に懸念を抱く。
 大腸菌CCTCC M2020321株により生産されるL-バリンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 当該L-バリンは、非反すう動物において、必須アミノ酸であるL-バリン源として有効であると考えられる。添加されたL-バリンが、反すう動物においても同様に有効となるためには、第一胃内での分解から保護される必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7163