食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05790360149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料に用いる使用済みPETをリサイクルするために用いるVacurema Primeテクノロジーに基づくCoca-Cola HBC Polska工程の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月10日、食品接触材料に用いる使用済みPETをリサイクルするために用いるVacurema Primeテクノロジーに基づくCoca-Cola HBC Polska工程の安全性評価に関する科学的意見書(2022年1月27日採択、13ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7189)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)は、Vacurema Primeテクノロジーを用いるCoca-Cola HBC Polskaリサイクル工程(EU登録番号 RECYC213)の安全性を評価した。投入材料は、食品以外の用途のポリエチレンテレフタレート(PET)を5 %以下含む、回収された使用済みPET容器に由来する高温苛性洗浄及び乾燥されたPETフレークである。 このフレークは、バッチ反応器(第二段階) ■■■(訳注:原文黒塗り)で加熱され、次に連続反応器で加熱され(第三段階) ■■■(訳注:原文黒塗り)、最後に押し出されてプリフォーム(preform)になる。提出された負荷試験を分析し、同パネルは第二段階及び第三段階が工程の除染効率の決定に重要であると結論付けた。これらの段階の性能を制御する運転パラメーター(operating parameter)は、温度、圧力及び滞留時間である。このリサイクル工程では、食品中に移行する未知の潜在的汚染物質のレベルが、控えめ(conservatively)に設定された(訳注:判断基準となる)移行レベルである0.1 μg/kg食品を下回ることを保証できることが示された。 したがって同パネルは、本工程から得られるリサイクルPETは、ホットフィル(hotfill)工程の有無にかかわらず、室温での長期保存に使用する全種類の食品の接触材料の製造に上限100 %まで使用される場合において、安全性の懸念はないと結論付けた。このリサイクルPETで製造された最終製品は電子レンジ及び従来式のオーブンでの使用を意図しておらず、そのような用途はこの評価の対象ではない。 (注)使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いる工程の安全性評価に関する同様の科学的意見書が以下のとおり公表された。 1. Starlinger iV+テクノロジーに基づくVeolia工程 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7187 2. Vacurema Primeテクノロジーに基づくEnkador工程 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7188 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7189 |