食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05790180108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、意見公募のためにマラチオン、クロルピリホス、及びダイアジノンに対する改訂された生物学的意見書の草案を公表
資料日付 2022年3月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は3月2日、意見公募のためにマラチオン(malathion)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、及びダイアジノン(diazinon)に対する改訂された生物学的意見書の草案を公表した。概要は以下のとおり。
 本日EPAは、マラチオン、クロルピリホス、及びダイアジノンに関する米国海洋漁業局(NMFS)の改訂された生物学的意見(BiOp)の草案を公表し、意見公募を行う。これら3種類の有機リン系殺虫剤は、葉叢及び土壌害虫を防除するために一般的に使用されている。
 種の保存法(Endangered Species Act、ESA)に基づき、EPAは、多くの農薬登録措置を含む措置が、ESAリストに記載されている種を危険にさらしたり、指定された重要な生息地を破壊したり、不利に改変したりしないようにする責任がある。
 2017年、EPAはマラチオン、クロルピリホス及びダイアジノンの生物学的評価を公表した。これらの評価により、リストに記載されている種とそれらの重要な生息地に対する潜在的な影響が確認された。その年の後半、NMFSは、マラチオン、クロルピリホス、及びダイアジノンのBiOp最終版を発行した。
 2019年、EPAは、NMFSがBiOp最終版を公表したときには入手できなかった新しい情報を検討するために、これらの農薬製品に関する正式な協議を再開するよう要請した。本日公表された当該改訂BiOp草案は、EPAがNMFSとの協議を再開した結果である。
 EPA及びNMFSは、合理的かつ慎重な代替案及び合理的かつ慎重な措置に関する意見公募を行っている。意見公募期間の後、EPAは、当該BiOpを完成させる前に、受け取ったコメント及び検討のためのコメントの要約をNMFSに提供する予定である。NMFSがBiOp最終版を発行すると、EPAは、特定された合理的かつ慎重な代替案を考慮してBiOpを実施する。さらに、BiOpの実施の一環として、EPAは、最終的なBiOpに含まれる合理的かつ慎重な措置に関連する必要な措置に対処する。このBiOp最終版は、EPAのNMFSとの正式な協議手続きの最終段階である。
 EPAはまた、これらの農薬について米国魚類野生生物局(FWS)とも協議しており、マラチオンに対するFWSのBiOp最終版を受け取っている。EPAは、このFWSのBiOpを二週間以内にEPAのウェブサイトに掲載する予定である。
 NMFSによる改訂された、マラチオン、クロルピリホス、及びダイアジノンに関するBiOpの草案は、以下のURL(BiOpのページ)から入手可能。
https://www.epa.gov/endangered-species/biological-opinions-available-public-comment-and-links-final-opinions
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-posts-draft-revised-biological-opinion-malathion-chlorpyrifos-and-diazinon-public