食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05780530141
タイトル ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)、食品規制を改定及び統合する学術理事会決議(Resolucao da Diretoria Colegiada:RDC)を連邦官報において公表
資料日付 2022年2月17日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は2月17日、食品規制を改定及び統合する学術理事会決議(Resolucao da Diretoria Colegiada:RDC)を連邦官報において公表した。概要は以下のとおり。
 ANVISAは2月16日の連邦官報に、食品分野のRDC合計三つを掲載した。この規則は、政令10.139/2019で定められている規範的な法律の改定及び統合のプロセスによるものである。
 発表された決議文と、今回の改定・統合作業の概要は以下のとおり。
・ RDC 602/2022:陳腐化あるいは暗黙のうちに廃止された16の規則を取り消した。その内訳は、国家衛生評議会(CNS)の決議1件、旧保健省衛生監視局(SVS/MS)の省令9件、ANVISA RDCの6件である。
・RDC 603/2022:食品輸出自由販売証明書(CVLEA)の発行を扱うRDC 258/2018及びRDC 468/2021の改定・統合を行った。
・RDC 604/2022は、RDC 23/2013とRDC 150/2017を改定・統合し、塩にヨードを、小麦粉及びとうもろこし粉に鉄と葉酸の添加義務化を規定したものである。
 注目すべきは、今回の変更は、改定・統合の対象となった規則の長所を変えるものではないということである。
 この改定プロセスは、次のような目的をもっている。
・過去に黙示的に取り消され、またはその効果が時間的に枯渇し、もしくは意味を失った行為を取り消すこと。
及び、
・曖昧さをなくし、用語や表現を更新することにより、既存の法律の立法技術を向上させること。この意味で、政令10.139/2019が政令より下位の規範的行為の改定・統合を規定していることを明確にすることが重要である。この規定では、手続きの完了期限は最長で2022年3月31日、さらなる審査が必要な場合に限って2022年8月1日まで延長されることとなっている。
各RDCは以下のURLにて閲覧可能。
・RDC 602/2022
http://antigo.anvisa.gov.br/legislacao#/visualizar/475284
・RDC 603/2022
http://antigo.anvisa.gov.br/legislacao#/visualizar/475285
・RDC 604/2022
http://antigo.anvisa.gov.br/legislacao#/visualizar/475286
(訳注:RDC 604/2022は、RDC 23/2013(2013年4月24日)「ヒトの消費向け塩のヨード含有量規定及びその他の規定」、及びRDC 150/2017(2017年4月13日)「小麦粉及びとうもろこし粉における鉄と葉酸の強化規定」を改定・統合したものである)。
地域 中南米
国・地方 ブラジル
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)
URL https://www.gov.br/anvisa/pt-br/assuntos/noticias-anvisa/2022/anvisa-revisa-e-consolida-normas-da-area-de-alimentos