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資料管理ID syu05780480378
タイトル 欧州委員会(EC)、欧州藻類ステークホルダー・プラットフォーム「EU4Algae」の開始を公表
資料日付 2022年2月9日
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分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)は2月9日、欧州藻類ステークホルダー・プラットフォーム「EU4Algae」の開始を公表した。概要は以下のとおり。
 ECは2月9日、多くのパートナーとともに、欧州の藻類産業の発展を加速させ、欧州連合(EU)域内の消費者や企業の間で食用及び他の用途の藻類を広めるために、欧州藻類ステークホルダー・プラットフォーム「EU4Algae」を開始する。
 藻類は高い栄養価や持続可能性等の多くの利点があるにもかかわらず、欧州における藻類生産と消費の受入れは緩慢である。欧州グリーンディールの主要な要素であるFarm to Fork(農場から食卓まで)戦略において、藻類は持続可能な食料システムのための重要な代替タンパク質源として特定されており、気候緩和におけるその役割も認められている。過剰栄養の吸収等の特定の生態系サービスを提供し、消費者により低い環境フットプリントで水産養殖製品を供給する藻類の役割は、2021年~2030年の期間のより持続可能で競争力のあるEU水産養殖ための戦略的ガイドライン、及び、持続可能なブルーエコノミーに関するコミュニケーションにおいて認められ、2021年5月に採択された
 当該プラットフォームは、欧州の藻類養殖業者、生産者、販売者、技術開発者、投資家、国の諸機関、学界、研究者、非政府組織(NGO)の間の協力を向上させることになる。また、藻類の資金調達の呼びかけ、プロジェクト、ビジネス関連情報、最良慣行に関する唯一の情報ハブとしての役目も果たすことになる。
 食用分野以外では、藻類は生分解性プラスチック等の持続可能な工業的利用のための主力原料になっている。さらに、藻類の生産は海洋生態系における二酸化炭素、リン、窒素の削減により、海の健康度を改善するのに役立つ。また、藻類は多くの海洋動物にすみかを提供し、水中の生物多様性を促進させる。
 当該プラットフォームは、持続可能なブルーエコノミーに関するコミュニケーションで発表され、年内に予定されているEU藻類構想及び行動計画の準備を支えるために、勧告を起草する予定である。
 当該プラットフォームの開始に関する詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://ec.europa.eu/oceans-and-fisheries/news/european-commission-launches-platform-promote-production-and-use-algae-europe-2022-02-09_en
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_22_903