食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05780370378
タイトル 欧州委員会(EC)、欧州連合(EU)市場向けの食品成分として三番目の昆虫となるヨーロッパ・イエコオロギ(Acheta domesticus)の認可を公表
資料日付 2022年2月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)は2月11日、欧州連合(EU)市場向けの食品成分として三番目の昆虫となるヨーロッパ・イエコオロギ(Acheta domesticus)の認可を公表した。概要は以下のとおり。
 ECは2月10日、ヨーロッパ・イエコオロギを新食品としてEU域内で市場投入することを認可した。ヨーロッパ・イエコオロギは、乾燥形態の黄色ミールワーム(2021年7月に認可)及びトノサマバッタ(2021年11月に認可)の認可に続いて、三番目に認可された食用昆虫である。当該昆虫は、冷凍又は乾燥形態及び粉末化した形態で、昆虫の個体全体が利用可能である。
 当該認可は、申請企業が提出した用途のもとで、当該昆虫の摂取が安全であると結論付けた欧州食品安全機関(EFSA)による厳格な評価の結果を受けて、2021年12月8日に加盟国によって承認された。当該新食品を含む製品には、アレルギー反応を誘発する可能性を知らせる適切な表示をする。
 近年、国際連合食糧農業機関(FAO)は、昆虫が脂肪、タンパク質、ビタミン、繊維質、ミネラルを多く含む栄養価の高い健康的な食料源であることを認めている。さらに、昆虫は世界中の何億もの人々の日々の食事のかなりの部分を構成している。また、Farm to Fork(農場から食卓まで)戦略の観点から、昆虫はより持続可能な食料システムへの移行を促進しうる代替タンパク質源として特定されている。
 当該認可に関するQ&Aは以下のURLから閲覧可能。
https://ec.europa.eu/food/safety/novel-food/authorisations/approval-insect-novel-food_en
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_22_983