食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05760730149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ビタミン類及び必須ミネラル類に対する耐容上限摂取量(UL)の設定及び適用のためのガイダンスに関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年1月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月24日、ビタミン類及び必須ミネラル類に対する耐容上限摂取量(UL)の設定及び適用のためのガイダンスに関する科学的意見書(2021年11月24日採択、27ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.e200102)を公表した。概要は以下のとおり。
 ビタミン類及び必須ミネラル類は人体の正常な機能にとって必須の微量栄養素である。しかしながら、過剰に摂取すると有害健康影響に繋がる可能性がある。ULの概念は科学に基づく参照値であり、政策立案者及びその他の関係者が過剰な栄養素の摂取リスクを管理するのを支援するために導入された。
 ビタミン類及びミネラル類に対するULの設定のためのEFSAの原則は、食品に関する科学委員会により2000年に策定されたのが始まりである。それ以来、経験が積まれ、科学領域が発展した。EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)はEFSAのUL評価を支援するために更新された枠組みを提供する。
 ガイダンスは、リスク評価の計画(問題の定式化及び方法の定義)並びにその実施(エビデンスの抽出、評価、総合(synthesis)、統合(integration)、不確実性分析)を取り扱う。これまでの枠組みと同様、食品中の化学物質のリスク評価のために策定された一般的な原則(ハザードの特定、ハザードの特性評価、摂取量の評価、リスク判定)が適用される。栄養素に特徴的なことは、その生化学的・生理的役割、並びに全身の恒常性及び体内負荷量を維持するための特異的・選択的メカニズムである。栄養素のリスク評価を実施する場合、これらを考慮しなければならない。
 本文書は、EFSAの評価において一年の試験段階の間に適用されるガイダンス案であり、必要に応じて改訂され補足される。ガイダンスの最終化の前に意見公募が実施される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e200102