食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05760490184
タイトル ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)、新たにヘラジカで鹿慢性消耗病(CWD)が確認されたと公表(2022年1月17日付)
資料日付 2022年1月17日
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分類2 -
概要(記事)  ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)は1月17日、新たにヘラジカで鹿慢性消耗病(CWD)が確認されたと公表した。概要は以下のとおり。
 CWDが確認されたのは、Nord-Odal(訳注:インランデ県の一地域)のヘラジカ(1頭)である。脳組織検体からプリオンが検出された。NVIはリンパ節検体を受け取っていないことから、リンパ節に関しては検査が行われていない。
 ノルウェーでは、CWDの原因となる種々のプリオン株が検出されている。野生のトナカイのCWD症例では、全ての症例でプリオンはリンパ節から検出された。CWD感染後に長期間経過した個体では脳からも検出される。野生のトナカイのCWDでは伝染性が観察されているが、このことは、プリオンがより広範に体内(リンパ節など)から検出されることと関連性があると推定される。スカンジナビア地域におけるヘラジカのCWDの場合、現時点で脳組織からのみプリオンが検出されており、CWDは散発的に発生すると考えられる。
 最も安全な診断を行うためには、脳組織及びリンパ節の両方について検査可能であることが重要となる。
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)
URL https://www.hjortevilt.no/pavisning-av-skrantesjuke-hos-elg/