食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05760350378
タイトル 欧州委員会(EC)、飲料水の汚染ゼロに向けて、新興化合物の最初の「監視リスト」を作成したと公表
資料日付 2022年1月19日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州委員会(EC)は1月19日、飲料水の汚染ゼロに向けて、新興化合物の最初の「監視リスト」を作成したと公表した。概要は以下のとおり。
 ECによる1月19日の決定を受けて、欧州連合(EU)全域の飲料水は、水のサプライチェーン全体を通じて、2種類の内分泌かく乱物質(β-エストラジオール(beta-estradiol)及びノニルフェノール(nonylphenol))の潜在的な存在について、より綿密に監視されなければならなくなる。昨年から施行されている飲料水に関するEU規則によって求められているように、ECは本日、監視し必要に応じて対処すべき新興化合物の最初の「監視リスト」を作成した。
 Virginijus Sinkevičius環境・海洋・漁業担当委員は次のように述べている。「水道水の品質基準に妥協の余地はない。本日、我々はよく知られた汚染物質を防ぐだけでなく、新たな懸念に対処するための手段を提供する新しい規則を実施する。まず、我々の健康、環境及び生物多様性に影響を及ぼす内分泌かく乱物質であるこの二つの物質から始める」。
 監視リストが定められたことを受け、加盟国は2023年1月12日までに飲料水のサプライチェーン全体にわたって、監視要件を整備し、指標値を超えた場合は措置を講じなければならない。時間の経過とともに、飲料水に含まれる可能性が高く、健康上のリスクをもたらす可能性のある新たな物質(内分泌かく乱物質、医薬品、マイクロプラスチック等)が出現した場合、ECはそれらを当該リストに追加することになる。この新しい仕組みは、有害物質のない環境に向けたEU化学物質戦略及び汚染ゼロ行動計画の目標達成に寄与することになる。
 当該リスト作成に関する詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://ec.europa.eu/environment/news/zero-pollution-drinking-water-endocrine-disrupting-chemicals-new-watch-list-pollutants-2022-01-19_en
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_22_425