食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05760320149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いるStarlinger iV+テクノロジーに基づくResinas del Ecuador工程の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年1月19日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月19日、使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いるStarlinger iV+テクノロジーに基づくResinas del Ecuador工程の安全性評価に関する科学的意見書(2021年11月26日採択、12ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7021)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)はStarlinger iV+テクノロジーを使用するResinas del Ecuadorリサイクル工程(EU登録番号 RECYC230)の安全性を評価した。 原料は、食品以外の消費者用途由来のポリエチレンテレフタレート(PET)を5 %未満含む、主に回収された使用済みPET容器に由来する、高温苛性洗浄及び乾燥されたPETフレークである。フレークは第一反応器で乾燥及び結晶化され、次に押し出されてペレット化される。これらのペレットは固相重縮合(SSP)反応器で結晶化、予熱及び処理される。 提出された負荷試験を分析し、CEPパネルは乾燥及び結晶化(第二段階)、押し出し及び結晶化(第三段階)並びにSSP(第四段階)が当該工程の除染効率の決定に重要であると結論付けた。 これらの重要な段階の性能を制御する運転パラメーター(operating parameter)は、乾燥及び結晶化段階に関しては温度、エアフロー及び滞留時間、押し出し・結晶化段階並びにSSP段階に関しては温度、圧力、滞留時間である。このリサイクル工程では、食品中に移行する未知の潜在的汚染物質のレベルが、控えめ(conservatively)に設定された(訳注:判断基準となる)移行レベルである0.1μg/kg食品を下回ることを保証できることが示された。したがってCEPパネルは、本工程から得られるリサイクルPETは、ホットフィル(hotfill)工程の有無にかかわらず、室温で長期保存するための全種類の食品の接触材料の製造に上限100 %まで使用される場合において、安全性の懸念はないと結論付けた。このリサイクルPETで製造された最終製品は電子レンジ及び従来式のオーブンでの使用を意図しておらず、そのような用途はこの評価の対象ではない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7021 |