食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05750270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料に用いる炭化ポリアクリロニトリルから製造される炭素繊維チョップの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2022年1月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、食品接触材料に用いる炭化ポリアクリロニトリル(carbonized polyacrylonitrile)から製造される炭素繊維チョップの安全性評価に関する科学的意見書(2021年11月25日採択、8ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7003)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料。酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)は、食品接触材料(FCM)物質No 1086としての炭化ポリアクリロニトリルを原料とする炭素繊維チョップ(ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)の賦形剤として重量比最大40 %の使用を意図する)の安全性を評価した。当該プラスチックは全ての使用条件下で、全種類の食品に接触して繰り返し使用することを意図する。 炭素繊維チョップは、長さ■■■■■(訳注:原文黒塗)、直径■■■■■(訳注:同)、どの寸法にも■■■■■(訳注:同) より小さい小片はない。炭素繊維チョップはナノスケール粒子を含まず、PEEKのマトリックスに完全に埋め込まれており、したがって繊維及び小片が移行することは予想されない。 三件の遺伝毒性試験の結果に基づきCEPパネルは、当該物質は遺伝毒性懸念を引き起こさないと結論付けた。したがってCEPパネルは、炭化ポリアクリロニトリルを原料とする、最低95 %の炭素含有量(ナノスケールではないサイズ)の炭素繊維チョップは、全ての使用条件下で全種類の食品に接触するPEEKに重量比最大40 %まで賦形剤として使用される場合、消費者に対する安全性懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7003 |