食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05750050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Anoxybacillus caldiproteolyticus St‐88株由来の食品用酵素シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年1月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月13日、Anoxybacillus caldiproteolyticus St‐88株由来の食品用酵素シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ(cyclomaltodextrin glucanotransferase)の安全性評価に関する科学的意見書(2021年11月25日採択、10ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7004)を公表した。概要は以下のとおり。
 食品用酵素シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ(EC2.4.1.19)はPureCircle USA社によりAnoxybacillus caldiproteolyticus St‐88株を用いて生産される。同食品用酵素はグルコシル化ステビオール配糖体(glucosylated steviol glycosides)の製造に用いられる。
 総有機固形物(TOS)の残留物の総量は、グルコシル化ステビオール配糖体の生産中の精製工程により除去される。したがって、食事性ばく露量は算出されなかった。同様の理由で、アレルゲン性の評価以外の毒性試験は必要と見なされなかった。当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知のアレルゲンのアミノ酸配列との類似性が調査され、四つが一致した。
 EFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)は、意図した使用条件下で、食事性ばく露によるアレルギー感作及び誘発反応のリスクは除外できないが、その可能性は低いと考えた。提出されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図した使用条件下で安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7004