食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05740780149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80185株により生産されるL-イソロイシンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年12月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月9日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80185株により生産されるL-イソロイシンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年11月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、栄養添加物として混餌及び飲水投与される。
 産生株は遺伝子組換え(GM)である。獲得された薬剤耐性遺伝子のキャリアーではなく、最終製品からは産生株の生細胞は検出されなかった。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、産生株由来の組換えDNAが製品中に存在することを排除できなかった。しかし、最終的な産生株中には懸念されるシーケンスは残っていないことから、最終製品において組換えDNAが存在する可能性は、安全上の懸念を増大させない。
 同パネルは、当該添加物は提案されている使用条件下で、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると結論付けた。
 同パネルは、飲水投与については、栄養バランスが崩れるリスク及び衛生上の理由から、混餌投与と同時に行う場合のLーイソロイシンの安全性に関して懸念があると繰り返してきた。
 C. glutamicum DCCM 80185株により生産されるL-イソロイシンは、非反すう動物において、必須アミノ酸であるL-イソロイシンの有効な供給源であると判断される。添加されたL-イソロイシンが反すう動物においても有効となるためには、第一胃における分解から保護される必要があると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6977