食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05740760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(セイロンニッケイ(Cinnamomum verum J. Presl)の樹皮由来のチンキ(シナモンチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年12月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月9日、全動物種に使用する飼料添加物(セイロンニッケイ(Cinnamomum verum J. Presl)の樹皮由来のチンキ(シナモンチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年11月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は官能的添加物(sensory additive)として混餌及び飲水投与される。当該製品は、水/エタノール■■■■■(訳注:原文黒塗り)溶液であり、乾物含有量は約0.9 %である。当該製品は、ポリフェノールを平均で0.344 %(うち0.001 %はフラボノイド)、及びシンナムアルデヒドを0.001 %含有する。検査が行われた5バッチ中1バッチで、検出限界値のメチルオイゲノールが検出された。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、シナモンチンキは、提案されている最大用量である50 mg/kg完全配合飼料で全動物種(馬を除く)に対して安全であると結論付けた。馬に対しては、提案されている最大用量である60 mg/kgで安全であると判断される。これらの提案されている最大用量での飼料への使用は、消費者に対して安全上の懸念とはならないと考えられる。
 香料としてのシナモンチンキを飼料に使用することは、環境に対するリスクとはならない。
 セイロンニッケイ及びシナモン樹皮抽出物は食品に風味付けをすると認識されており、飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、当該チンキの有効性に関するこれ以上の実証は不要であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6986