食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05740630149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2021年危機対応訓練の年次報告書に関する外部委託機関による科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2021年12月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、2021年危機対応訓練の年次報告書に関する外部委託機関(※訳注)による科学的報告書(2021年12月10日承認、32ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2021.EN-7054)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAは2021年、二つの危機管理訓練活動を実施した。いずれもオンラインで進行し、欧州連合(EU)でリフトバレー熱(RVF)が発生したという架空のシナリオに基づき実施された。2021年7月、EU加盟国(MS)、EU機関、国際的な動物/ヒト保健機関からの参加者を対象に、外部危機対応訓練(ECPT)ワークショップが開催された。これは、EFSAとIstituto Zooprofilattico Sperimentale dell’ Abruzzo e del Molise(IZSAM)が共同で考案、開発、及び実施し、EFSA Supporting Publications(IZSAM & Instinctif Partners Ltd. , 2021)で報告された。 本書に記載され、内部危機対応訓練(ICPT)と名付けられた 2 回目のワークショップは、2021年11月に開催された。ECPTのRVFシナリオを再利用したICPTの全体的な訓練目的は、複数国の動物衛生/公衆衛生アウトブレイクへの共同緊急対応中に、他の欧州機関と連携してEFSAのリスクコミュニケーション管理を計画し、実践することであった。EFSA、EFSAコミュニケーション専門家ネットワーク(CEN)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)から14名が参加し、EFSA及び欧州委員会の保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)から13名がオブザーバーとして参加した。 全体会議及びワーキンググループの活動は一日に及び、EFSAとECDCの任務、能力及びコミュニケーションのベストプラクティスに関する三つのプレゼンテーションが行われた。シナリオ訓練では、RVFがEUに侵入した場合、EUの各機関とDG SANTEがどのように対応し、協力するかについて検討した。この架空のシナリオでは、三段階に拡大するアウトブレイクが数週間にわたり発生し、いくつかのEU加盟国及び加盟候補国において動物及びヒトの集団の間で感染が拡大することを想定している。全体報告会では、両イベントの議論を集約し、連携、プロセス及びコミュニケーションの領域における今後の強化及び改善のための実践的な提言がなされた。記録された成果及び参加者からの評価的なフィードバックに基づくと、各イベントの目的は達成された。 (※訳注)外部委託機関: Instinctif Partners Ltd. |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2021.EN-7054 |