食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05740040208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、第27回オーストラリア・トータル・ダイエット・スタディ(ATDS)の結果を発表 |
資料日付 | 2021年12月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は12月10日、第27回オーストラリア・トータル・ダイエット・スタディ(ATDS)の結果を発表した。概要は以下のとおり。 FSANZは食品中のパーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)レベルを調査した第27回ATDSの結果を発表した。その結果、オーストラリアの消費者が食品を通じてPFASにばく露する量は非常に少なく、食品安全上の懸念はないことが示された。 暫定最高責任者Sandra Cuthbert博士は、この結果はオーストラリアの消費者にとって良い知らせだと述べた。「ATDSはオーストラリアの消費者の食品による化学物質へのばく露の最も包括的な研究である。第27回ATDSでは、オーストラリアの全州、準州から供給された112種類の一般的に喫食される食品からなる1 ,336個の複合サンプルについて、30種類のPFASを検査した。PFASの一種類であるパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)のみが、サンプリングされた全食品の2%未満で、低レベルで検出された。全体として、オーストラリアの一般的な人々のPFOSへの食事性ばく露は、耐容一日摂取量を十分に下回っていた。ATDSはまた、PFASのレベルは、FSANZの現地調査のトリガーポイント及びNational Health and Medical Research Council(国立健康医療研究評議会)の飲料水ガイドラインを含むオーストラリアのガイダンス値よりもはるかに低いこともわかった。」 調査結果は以下のとおり。 ・オーストラリアの一般的な食品供給における PFAS のレベルは、合理的に達成可能な限り低い。 ・オーストラリアの一般的な人々に対する公衆衛生及び安全上の懸念はない。 ・オーストラリアの食品中の PFAS 濃度は、欧州、米国、英国、中国で実施された海外調査で見つかった量よりも一貫して低い。 ・オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードにリスク管理措置(最大値等)を追加する必要性は現在のところない。 ATDSは、オーストラリアの食生活を代表する広範な食品及び飲料に含まれる農薬及び、動物用医薬品、汚染物質、自然毒、栄養素、食品添加物等の物質の濃度を測定している。1970年に初めて実施されたこの調査は、FSANZが食品供給の安全性を監視するのに役立っている。 第27回ATDS報告書全文は以下のURLから入手可能。 https://www.foodstandards.gov.au/publications/Documents/27th%20ATDS%20report.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | https://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Results-of-27th-Australian-Total-Diet-Study-released.aspx |