食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05731240208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、食品基準通知(182-21)を公表 |
資料日付 | 2021年12月6日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は12月6日、食品基準通知(182-21)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 新規提案 FSANZは、行政評価を完了し、以下の緊急提案を作成することを決定した。後日、コメントの機会が設けられ、公示される予定である。 ・提案P1057-kava(カバ)基準の見直し: コードにおけるkavaの規制を見直し、kavaが広く社会に出回る可能性に関連した公衆衛生と安全性に適切に対応することを確認する。 Kava飲料は、南太平洋地域で長い間消費されてきた歴史があり、伝統的なコミュニティの儀式で重要な役割を果たしている。FSANZは今回の見直しで、オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードにおけるkavaの現行の許可を明確にし、kava飲料の調製及び消費を伝統的な用途に限定し、食品添加物及び加工助剤を、乾燥又は生のKava根、又は、kava飲料に添加してはならないことを確認する。FSANZは、クリスマス前に、コードの変更案を含む初期検討事項についてパブリックコメントを募集する予定である。 当該提案の詳細は以下のURLから入手可能。 https://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/Pages/Proposal-P1057--Review-of-the-kava-standard-.aspx 2. 申請の評価に対する意見募集 FSANZは、以下の申請の評価に関する意見を2022年1月31日まで募集する。 ・申請A1232-干ばつ耐性小麦系統IND-00412-7に由来する食品: 干ばつ耐性のために遺伝子組換えされた小麦系統IND-00412-7に由来する食品の承認を求める。 ・申請A1233-乳児用調製乳製品のための新しいGM(遺伝子組換え)供給源からの2’-FL: 遺伝子組換え大腸菌K-12株によって生産された2’-フコシイラクトース(2’-FL)を乳児用調製乳製品に使用することを許可する。 3. 改正No.204 オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードの改正No. 204は、FSANZにより12月6日に公表された(FSC 145)。当該改正No. 204には以下の申請による修正が含まれている。 ・申請A1222-Yarrowia lipolytica由来のステビオール配糖体(Steviol glycosides): ステビオール配糖体生合成経路遺伝子を発現するGM Yarrowia lipolytica(Y. lipolytica)から発酵によって生産されるステビオール配糖体混合物Rebaudioside MDを強力な甘味料として使用を許可する。 改正No.204の詳細は以下のURLから入手可能。 https://www.foodstandards.gov.au/code/applications/Pages/A1222---Steviol-glycosides-from-Yarrowia-lipolytica.aspx 4. その他 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/Notification%20Circular182-21.aspx |