食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05730900149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(オレンジ種(Citrus sinensis (L.) Osbeck)由来のスイートオレンジ果皮圧搾精油及び留分からなる)の安全性及び有効性に関する学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年11月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月19日、全動物種に使用する飼料添加物(オレンジ種(Citrus sinensis (L.) Osbeck)由来のスイートオレンジ果皮圧搾精油及び留分からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年9月29日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 当該添加物は、官能的添加物(sensory additive)(香料)として飼料及び飲用水への使用を意図している。考えられる懸念の原因としてペリルアルデヒドの存在が特定された。しかし、毎日の飼料の一部として柑橘類副産物を給餌される対象動物種においては、オレンジ圧搾精油及び留分の使用により、ペリルアルデヒドのばく露が、懸念となるレベル(10%)まで増加するとは予見されなかった。 通常は柑橘類副産物にばく露されないイヌ、ネコ、観賞用魚及び観賞用鳥類に関しては結論付けることはできない。それ以外の動物種に関しては、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、提案されている完全配合飼料中の最大用量で安全であると結論付けた。 同パネルは、飲用水に使用する場合は、当該添加物の一日当たりの総摂取量が、混餌投与の際に安全と考えられる一日当たりの量を超えない限り安全であると判断した。 提案されている最大用量で当該添加物を飼料に使用することによる消費者の安全上の懸念は特定されなかった。 オレンジ圧搾精油及びその留分は食品に風味を付けることが認識されている。飼料における機能は、食品における場合と実質的に同じであることから、有効性に関する更なる実証は不要であると判断された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6891 |