食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05730740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、微生物学的リスク評価に関する科学ネットワーク年次報告(2021)に係る技術的報告書を公表
資料日付 2021年12月3日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月3日、微生物学的リスク評価に関する科学ネットワーク年次報告(2021年)に係る技術報告書(11ページ、2021年11月30日承認)を公表した。
 EFSAの任務には、その設置規則(規則(EU) No 178/2002)に基づき、EFSAの職務内の分野において運営される組織のネットワークシステムの確立が含まれる。その目的は、活動の調整、情報の交換、共同プロジェクトの開発及び実施、ベストプラクティスや専門知識の交換により科学的協力の枠組みを促進することにある。
 微生物学的リスク評価に関する科学ネットワーク(MRA Network)は2007年に第1回の会合が行われた。現在、欧州連合(EU)加盟25か国及びオブザーバー2か国(スイス及びノルウェー)がMRA Networkに参加している。2021年10月5~6日に第21回会合がウェブミーティングで開催された。この会合では、EFSAの活動に加え、様々な食品中の病原体のリスクランキング、イノシシ肉中のサルモネラ属菌、小麦粉中の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)、生鮮果実及び野菜類の細菌病原体、ブロイラー肉中のカンピロバクター及び大腸菌、魚中のアニサキス科線虫及び日付表示など微生物リスク評価に関する幅広い活動について紹介された。
(以下、発表テーマを目次から抜粋)
1. 水産物の輸送に関するEFSAの意見書及び低温殺菌の検証のためのアルカリフォスファターゼに関する報告書
2. 食品中の病原体のリスクランキング
3. Salmonella Choleraesuisに感染したイノシシに由来する食肉の摂取リスク
4. 小麦粉中のSTEC
5. 排水処理水:生鮮果実及び野菜類の細菌病原体の防止
6. 生乳チーズ中の生物学的ハザードのリスクランキング
7. エストニアの小売段階での生鮮肉用鶏肉由来カンピロバクター属菌の汚染率、菌数及び薬剤耐性(AMR)
8. カンピロバクターの遺伝子型の比較
9. スイスの鶏肉中の食品由来病原菌としての大腸菌Sequence Type 131の汚染率
10. フードチェーンを通したAMRの出現及び拡大におけるその環境の寄与
11. 階層ベイズモデル化による疑似胃液中のCampylobacter jejuniの不活性化における株多様性の評価
12. 生ポークチョップ及びミンチ肉に対するリステリア・モノサイトゲネスチャレンジ試験研究
13. 魚中のアニサキス科線虫
14. 食品に印字される日付表示に変わる時間-温度指標
15. 生の飲用乳に関する意見
16. BIOHAZパネルの最近及び進行中の付託事項
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2021.EN-7027