食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05730720105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、集団食中毒への対応を改善するための計画及び独立した評価を公表 |
資料日付 | 2021年12月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は12月9日、集団食中毒への対応を改善するための計画及び独立した評価を公表した。概要は以下のとおり。 米国において食中毒は依然として重大な公衆衛生上の問題である。本日FDAは、集団食中毒に関する調査の速度、有効性、調整及びコミュニケーションを強化するために、「集団食中毒対応改善計画(Foodborne Outbreak Response Improvement Plan)」を公表した。この計画の目標は、集団食中毒の発生源及び原因を特定するFDAの機能の改善である。これらの改善は、未解決の集団食中毒の発生数を減らし、最終的には米国の食中毒患者数を減少させるのに役立つであろう。 当該計画は、急速に変化する食品システムにおける食品安全に対処するためにFDAが今後10年間に採用する具体的な取り組みを概説する、FDAの「よりスマートな食品安全の新時代(New Era of Smarter Food Safety)」の青写真と協調して機能することを意図している。当該計画ではテクノロジーが可能にする(tech-enabled)トレーサビリティ、根本原因分析、集団発生データ及び運用面の改善に焦点が当てられている。 食品プログラム全体にわたるFDAの指導者及び職員の見解及び勧告は、当該計画の策定において重要な役割を果たした。当該計画はまた、複数州にわたる集団食中毒調査活動を支援、参加、又は主導するFDAの構造的及び機能的能力に対する独立した評価からも情報を得た。 食品に関連する集団食中毒に焦点を当てた当該計画は、四つの優先分野に分けられる。 1. テクノロジーが可能にする製品遡及調査:食品をその供給源まで追跡する過程を日常的にデジタル化する方法に焦点を当てる。 2. 根本原因調査:食品汚染の原因に関するFDAの調査結果を体系化・迅速化し、共有するために取り組む。 3. 集団発生データの分析及び提供:集団発生調査の透明性を高める。 4. 運用面の改善:手続きを合理化し、達成度の尺度を作成する。 2022年初頭には、ステークホルダーに当該計画ついて一通りの説明を行い、質問に回答するために、ウェビナーを開催する予定である。 詳細情報は、以下のURLから入手可能。 ・FDAの集団食中毒対応作業に関する独立した評価(2021年8月23日、46ページ) https://www.fda.gov/media/154484/download ・よりスマートな食品安全の新時代・集団食中毒対応改善計画(2021年12月、10ページ) https://www.fda.gov/media/154712/download |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-releases-plan-independent-review-improve-foodborne-outbreak-response |