食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05730650464 |
タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、トウモロコシ収穫前の かび毒モニタリング(2021年)の結果を公表 |
資料日付 | 2021年11月22日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は11月、6回目となるトウモロコシ収穫前のかび毒モニタリング(2021年)の結果を公表した。概要は以下のとおり。 当該モニタリングは、成長期のトウモロコシ畑におけるかび毒汚染の概況を農業従事者に知らせること、及び、可能な限り最良の収穫時期を選択する一助となることを目的とし、農業会議所がAGESと協働で行ったものである。オーストリア全土を対象に異なる複数の日に実施された。 1.オーストリア地図上において、デオキシニバレノール(DON)、ゼアラレノン(ZEA)、フモニシン(FUM)及びアフラトキシン(AFLA)の汚染度区分が色分けされ表示されている(「赤」以外は最大値(μg/kg))。 ・緑 - DON: 250、ZEA: 25、FUM: 250、AFLA: 1 ・黄 - DON: 500、ZEA: 100、FUM: 2 ,000、AFLA: 2 ・薄橙 - DON: 900、ZEA: 250、FUM: 5 ,000、AFLA5 ・橙 - DON: 1 ,750、ZEA: 350、FUM: 20 ,000、AFL: A20 ・赤 - DON: 1 ,750超、ZEA: 350超、FUM: 20 ,000超、AFLA: 20超。 ・白 - 汚染に関する最新データなし 2.色分けされた汚染度に応じた助言は以下のとおりである。 ・緑 - 汚染がない又は非常に少ない。トウモロコシの成熟後に収穫日を調整する。 ・黄 - 低汚染であるが、収穫時期までの期間によっては、高湿度の天候でかび毒の量が増える可能性がある。 ・薄橙 - 中程度の汚染。収穫までの期間によっては、特に、冷温・湿潤な天候で更に高レベルのかび毒が発生する可能性がある。9月上旬から中旬にかけて既にこの範囲の上限に近づいている場合は、かび毒の侵入に対する継続的な監視が必要であり、悪化の場合は早めの収穫が推奨される。 ・橙 - 高汚染。豚用飼料の指標値を超えている。可能な限り早く収穫し、豚用飼料の該当するトウモロコシの割合を減らすべきである。 赤 - 非常に高度な汚染。大半で基準値及び指標値を超えている。即時収穫する。飼料中の該当するトウモロコシの割合を大幅に減らす。残りのトウモロコシの再利用オプションを検討する。より汚染度の低いバッチを混合しない限り牛(4か月齢超)の肥育のみにしか使用できない。AFLAが当該汚染度の範囲で含有される場合は、飼料への使用は許可されない(希釈禁止)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オーストリア |
情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
URL | https://warndienst.lko.at/mykotoxine+2500++1074092+6632 |