食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05720380105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、「大麻由来製品データ加速化計画」を公表
資料日付 2021年10月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月16日、「大麻由来製品データ加速化計画」を公表した。概要は以下のとおり。
 大麻由来製品(Cannabis-derived products、CDP)及びその他の新興物質は、FDAの核心となる責任の一つ(ヒト及び動物用医薬品、食品及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)、ダイエタリーサプリメント及び化粧品等の製品が安全性及び品質基準の要件を満たしていることを保証することによって公衆衛生を保護すること)に特有となる課題を提示している。FDAは最良の公衆衛生保護を行うために、CDPを含むFDA規制製品に関連する潜在的な安全上の問題又は有害事象に関する堅牢な情報を必要としている。FDAはまた、保有する限られたリソースを迅速かつ効果的に展開できるように、製品の使用の一般的なパターンと最新動向に関する情報を必要とし、そしてFDAはこの情報をほぼリアルタイムで必要としている。FDAは、様々なデータソース及び厳密な分析法を用いて、安全シグナル及びその他の知見を検知するための新しいアプローチが、CDP市場のように新興で急速に進化する製品分野に対応するFDAの機能に大きく貢献できると考えている。
 FDAの安全性監視及びシグナル検知機能の向上は、現在及び新興のCDP市場区分を理解するために非常に重要である。FDAには、既存の安全性監視機能を補完するために、カンナビノイドやその他の新興物質にわたって使用できる最新で柔軟性のあるツール及び手続の一式が必要である。
 当該「大麻由来製品データ加速化計画(Data Acceleration Plan、DAP)」は、データ駆動型安全シグナル検知の促進及び高度な技術能力の構築に焦点を当てた試験的戦略とパートナーシップのポートフォリオである。DAPの主な目標は、CDP市場における現在及び新興の、安全上の脆弱性を特定するために、新しいデータソースと高度なデータ分析を活用することである。DAPは、政府機関でデータ・パートナーシップを築き、安全性及び消費者の脆弱性を評価するための科学的研究を推進することにも焦点を当てている。
 当該計画の全文(7ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/153183/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/news-events/public-health-focus/cannabis-derived-products-data-acceleration-plan