食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05720250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料中の可塑剤として使用されるフタル酸エステル類、化学構造類似物質及び代替物質のばく露量評価のための実施計画書案に関する意見公募を開始
資料日付 2021年11月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月5日、食品接触材料中の可塑剤として使用されるフタル酸エステル類、化学構造類似物質及び代替物質の安全性評価の一部としてのばく露量評価のための実施計画書を公表し、12月16日を締切とする意見公募を開始した。実施計画書の概要は以下のとおり。
 EFSAは欧州委員会から、食品接触材料(FCM)からの移行の結果として、フタル酸エステル類、化学構造類似物質及び代替物質等の可塑剤の存在に関連する公衆衛生へのリスクを再評価するよう要請された。
 二部から成る指令の第一部として、EFSAは可塑剤物質へのEU消費者のばく露量を評価するための実施計画書を確立する任務を負った。当該指令第一部の他の任務は以下のとおりである。
(1) 更なるデータ収集と最終的なリスク評価を必要とする可能性があるFCM中に使用される可塑剤の同定及び優先順位付け
(2) 優先順位付けされた物質のハザード評価のための実施計画書の確立
(3) 推定食事性ばく露量を裏付けるために優先順位付けされた物質の存在量に関するデータ及び他の情報の募集
これら3点の追加任務に対応する任務は別途報告される。指令において、リスク評価段階に繋がる全ての任務に関して欧州化学品庁(ECHA)との緊密な連携が要請された。
 本ばく露の実施計画書は、EFSAの科学的評価の実施計画書作成のための枠組み案(EFSAら、2020)における原則を使用し、その推奨事項に従って作成された。実施計画書は次の主な3つの質問にどのように対応するのかを説明する。
(1) 総食事性ばく露量
(2) FCM由来のばく露量
(3) 欧州連合(EU)の様々な集団グループ及び年齢層における優先順位付けされた物質に対する全体のばく露量(食事由来及び非摂食由来)
 実施計画書は、指令の第二部において優先順位付けされた物質のリスク評価に使用されるばく露量評価を実施するため、データの同定、抽出、クリーニング及び選択、関連するエビデンスの評価、そのエビデンスの分析と統合、並びに不確実性への対応に使用される手法を可能な限り説明することを目指している。本実施計画書案は意見公募のためにEFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)により承認された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://connect.efsa.europa.eu/RM/s/publicconsultation2/a0l1v00000E7pEA/pc0098