食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05720120149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、スピロジクロフェンに対する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年11月10日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に基づくスピロジクロフェン(spirodiclofen)に対する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書(2021年10月6日承認、46ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6908)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、EFSAは現在欧州レベルで定められている農薬有効成分スピロジクロフェンに対するMRLをレビューした。 当該有効成分は欧州連合(EU)内ではもはや認可されていないが、MRLがコーデックス委員会により定められ(コーデックス委員会のMRL(CXL))、インポートトレランス(それを裏付ける残留物のデータを含む)がEU加盟国によって報告された。 利用可能なデータの評価に基づき、EFSAはCXL及びインポートトレランスを評価し、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、スピロジクロフェンは閾値のある発がん性1Bに分類されているため(※訳注)、EFSAの導出した全てのMRL案はリスク管理者による更なる検討を要す。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg グレープフルーツ 0.5 0.4 リスク管理者の更なる検討を要す オレンジ 0.5 0.4 リスク管理者の更なる検討を要す レモン 0.5 0.4 リスク管理者の更なる検討を要す (※訳注) スピロジクロフェンは以下の規則により、閾値のある発がん性1Bに分類されている。 欧州理事会指令67/548/EEC及び欧州議会及び理事会指令1999/45/ECを改正、廃止し、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1907/2006を改正する、物質及び混合物の分類、表示及び包装に関する欧州議会及び理事会規則(EC) No 1272/2008 https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:02008R1272-0211001&qid=1636685843707&from=EN |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6908 |