食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05710920493
タイトル 台湾衛生福利部食品薬物管理署、「食品薬品に関するうわさコーナー」において、ボトルウォーターの飲用と発がん可能性についてのQ&Aを紹介
資料日付 2021年10月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部食品薬物管理署は10月26日、「食品薬品に関するうわさコーナー」において、ボトルウォーターの飲用と発がん可能性についてのQ&Aを紹介した。概要は以下のとおり。
質問
 ボトルウォーターを飲用するとがんを発症する可能性があると言われているが、本当か。
回答
1. プラスチック粒子とはプラスチックの分解により生成される長さ5 mm未満のプラスチックの破片を指す。プラスチック粒子は環境に貯蔵されることが多く、空気、地下水、海水、地表水から直接又は間接的に環境循環に入り、生体内蓄積によって食物連鎖・生態ピラミッドの高位生物に移動することが研究により示されている。
2. 現在、食品中のプラスチック粒子の管理に関する国際的な規制はない。それらがヒトの健康に害を及ぼすという明確な証拠はなく、更なる詳細な調査が必要である。
3. 可塑剤は、材料の柔軟性を高めたり、材料を液化させる添加剤であるが、全てのプラスチック製品にポリエチレンテレフタレート(PET)などの可塑剤が含まれているわけではない。PETボトルには可塑剤は添加されていない。
4. 市民が安心してプラスチック製食器や容器を使用できるよう、食品薬物管理署は、「食品器具容器包装衛生基準」に可塑剤材料の基準と溶解試験限界を定めている。食品安全衛生管理法第26条に従い、プラスチック製品関連情報(製品名、材料名、耐熱温度、重量などを含む)を販売する前に、プラスチック製食品器具、容器、包装製品にラベルを付けることを義務付けている。消費者は製品情報に従いを正しく使用すれば、プラスチック製食器や容器を安心して使用できる。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
情報源(報道) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
URL https://www.fda.gov.tw/Tc/newsContent.aspx?id=27393